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Slacktivism

大戦末期、日本軍の上官が部下に「お前は生きろ、生きて新しい日本のために働け!」というシチュエーション。

事実として、そして感動と共感が得られやすい題材だから、映画や芝居などで何度でも取り上げられる場面だ。

それを見てだいたいの人は、上官の悲壮な決意と、敢えて生きることを選択した部下にシンパシーを抱くはず。

現実的なことを言えば、例えば特別攻撃隊なら、未熟な部下が出撃しても撃墜されるだけで飛行機が無駄になる(だから上官が出撃した方が可能性がある)っていう一面もあると思うんだ。





通常時はみんながこれが納得できるのに、なんで今回「災害時には何かしないと!」と焦るんだろう。「俺も出撃させてください!」とだだをこねる部下と同じロジックだと思うんだが…

同じく現実的なことを考えれば、やったことのない活動なんかしても無駄になったり、帰って足手まといになる。

日常を元気に過ごして、経済活動をして、勉強や仕事をすることが、上官が言う「お前は生きろ」なんだよ。





出撃したいなら、役に立つ技術を持つなり関連職に就くなりしろって事だ。そしてまた必ずやってくる災害の時にみんなを救ってくれ。





そして何か出来る方が例外であって、何も出来ないのが当たり前だ。それを病むあまり他人に厳しくなるのはやめよう。そして病むあまり何も実効性のないことをして「気持ちの問題」にすり替えてるのもやめよう。



「いやー、偽善で1000円寄付してきたよ」と照れ隠しで言う日本人が好きだ。

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