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映画 セッション

一ヶ月前にポチってBD環境がないことに気がついて放置プレイだった映画「セッション」をやっと観た。



周りの評判がヤケに良かったので、音楽モノだし買ってみたんだけど、感想は、「まあ普通」だった。期待値が上がりすぎていたせいかもしれないけど。


んでなんでイマイチだったのか、理由を考えてみたんだ。


まずは もともと伏線回収する気がないし、(監督自ら言っているように)最後は色々解釈できる残る終わり方にしてあるから、受け取り方は様々。それでもラスト9分19秒が凄いから、そこで細かい事が気にならなくなる!という作りになってる映画だと思うんだよね。


でもジャズとかドラムやった経験があると、その前提が崩れちゃうんだな。これ言っちゃ元も子もないけど、ドラムが下手なんだよ。


だから最初と最後で演奏が見違えて上手くなってるわけでもないし、ラストの演奏程度だったら、加藤茶でもやっている。





練習中のシーンでは、ファッキンテンポ!とかいいながら、結局ハシるモタるの話なってるし、ビンタは確実にハシってるのがわかるから、「このハゲなに言ってんだ?」というのが先に来て、音楽的に優れた鬼教師という設定が補強できない。倍テンにこだわる意味も分からないし、3人のドラマーのプレイスタイルがアレだけ違うのもビッグバンドではあり得ない。(そう、そもそもこれいわゆるジャズじゃなくて、ビッグバンドなんだよね。)


出血するのは基本が出来ていないからだし、氷水で冷やしたら、シンバルレガートに必要な中指が使えなくなるし、最後のシーンでも、デクレッシェンドさせる意味はカケラもないし、


また舞台はNYという設定だけど、NYの音楽学校ってジュリアードくらいしかないんだけど、ジャズ科が出来たのは2002年で最近だから、あまり伝統というイメージないなあ。NYUのスタインハートも小規模だし、モダンしかやってないし。


んでジュリアードのビッグバンドってこんな感じ。





下手じゃないけど、演奏に面白みもないし、ステージ慣れしていないからか、譜面にへばりつきすぎ。何よりも指揮なんか誰も観ていないw


ちなみに一番の見所は、3'06"からのトランペットソロ。ハイトーンになるにつれ顔が半端なく真っ赤になるw


その他にも、ビッグバンドでぶっつけ本番なんてまずあり得ないとか、スカウトなんて普通いないとか、そもそもNYでジャズやってる奴はビッグバンド指向の奴なんて少ないとか、色々と矛盾点が多すぎて楽しめなかった感じ。ファンタジーとするには現実に寄せすぎてたしなあ…







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